ここ数年、格安シムとか、格安携帯とかよく聞きますが、
なかなか秀逸と思う会社が出来ました。

名前は富士山モバイル。
ネーミングもさることながら、
富士山でも使えるとエリアをアピールしてみたり
料金プランを登山道で例えて比較したり、
迷いがちな通信容量を、「高度」や、「たしなむ程度」、「いいね!を貰うのが生きがい」という表現したりと
分かりやすい表現で、センスが良いなと思いました。
自分は、格安シムはDMMモバイル、フリーテル、0シムと契約してきて、今DMMモバイルに落ち着いているので、契約出来ませんが、
使われる方がいたら、通信品質など教えてほしいです。
私なりの格安シム、通信会社を、選ぶポイントは、以下の3つ
・昼休みやラッシュ時間帯での通信速度が確保できる業者かどうか?
※僕の経験だと、DMMモバイル、フリーテルは、不満なし。0シムは流石に基本料無料だけあって、昼以降は激遅でした。
・料金
・もう1つはLINEとかを使わずに長電話をよくする人は、逆に割高になるので大手通信事業者が良いと思います。
ここからは、軽い自分史になります。
お堅いので読まない方がいいかもです。
この富士山モバイル、TOKAIコミュニケーションズという会社が運営しているのですが、
名前からして、もしかして電力系通信事業者かと思って調べてみました。
結果は違ったのですが、電力系通信事業者を調べる中で私の勤めていた会社の情報を発見。
新卒で入社したのが、パワードコムという会社で、東京電力を中心に、三井物産、三菱商事、日産自動車が株主となっている電力系通信事業者でした。
電力系というのは、全国にある東京電力や九州電力などの、電気会社が作った通信事業者です。
通信は、有線であれば目的の建物まで線を引っ張る必要があるので、NTT以外でその設備を持っているのは、電力会社のみとなり、その強みを使って、NTTに対抗?して通信の自由化の波にのり作られていったのが電力系通信事業者です。
今でも癖で、そういった設備に目がいってしまいます。
ビル内の配管や弱電盤、電柱にかかっている光ファイバーに巻かれた会社識別用のテープ、データセンター周りなど。
パワードコムに入った経緯。
当時は自宅のインターネットというと、ADSLのシェアがまだ一定数あり、一部光だったと思います。
当時、東京通信ネットワークというADSLの会社があって、‘東京でんわ’東京電話インターネット'などのサービス名で、テレビCMを流していました。
私は、同世代ではITに比較的明るかったのと、それと法学部だったので、企業法務をやりたいという希望を最初から持っていたこともあって、その会社を受けました。
東京通信ネットワークは、入社時には、電力系通信事業者を束ねる役割も担い、パワードコムという社名になっていました。
その中で、キャリア事業部 海外営業グループというところに配属されました。
現場をまず知る必要があるけど、普通のコンシューマー営業では、不満だろうという配慮の上での配属だったと思います。
仕事は、海外キャリア(海外の通信事業者)からの見積依頼を受けて、海外キャリアのもつ顧客(国際的な事業を展開する会社や機関)が、必要とする通信回線の日本国内部分を提供すること。
そして、海底ケーブルなどを国際的な共同事業体が敷設する際に、日本へ上陸するところからデータセンターまでの回線を売ることでした。
具体的には、見積対応、包括的な契約提案、回線の確保調査、工事開通までの管理。
エネルギッシュで頭の切れる千葉さんがOJTについてくれました。
10人位のメンバーの中は、商社の叩き上げの方がいっぱいいて、もう本当に仕事デキマスっていう感じの人ばかりで、光り輝いていました。
この千葉さんにもらった、アメリカ出身帰りのお土産のマグカップは、今でも教室で使っています。
部長も昼ご飯に連れて行ってくれたりしました。
今このパワードコムは、競合関係にあったKDDIに吸収されてしまい、ホームページもありません。
会社は、品川イーストワンタワーという品川駅前にあったので、今でも通る度に見上げてしまいます。
当時、私は新入社員だったとともに、
アマチュアでもA級になりたて、入社前のスーパージャパンカップで全日本初ファイナル入り、ダンスもやりたい盛りでした。
仕事は、もう十分すぎるくらい満足で、自分の名刺もオフィスも誇らしく思っていましたが、
残業の合間に抜け出して、五反田にあった篠田ダンスにレッスンにきたり、これなかったりという状態で、海外企業相手の英語力不足も相まって、やめてしまいました。。
勿体ない!喝っ!という感じです。
その後は、同じIT系のベンチャー起業で働きました。
今は英語が好きになってきたのに、不思議な感覚です。
パワードコムの社員だったのは、1年くらいでしたが、お世話になった先輩方にはご迷惑をお掛けしたなと思います。
辞める理由は、ダンスをもっとやりたい。ということで、みなさん理解してくれました。
そのことを考えると、もっともっと上達して、
そのころの人に見てもらえる機会がうまれると良いなと思います。
ウィキペディアより
電力系通信事業者
パワードコム
posted by ken at 12:35
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